【プロフィール】 スカッシュ歴10年以上の「たくみ」です。初心者でも短期間でラリーが続く打球のコツや、自分に合ったラケット・シューズ選びのノウハウを発信中。道具選びの失敗を防ぎ、効率よくスカッシュを楽しむための実践ガイドをお届けします。
2026年10月13日火曜日
⑦スカッシュの基本ルールとカウント方法|初心者向け点数計算・サーブ規定
㏚ スカッシュは四方を壁に囲まれたコートで楽しむスピーディーでエキサイティングなスポーツです。
一見すると複雑に思えるかもしれませんが、基本的な点数の数え方(カウント方法)やサーブのルールは非常にシンプルです。ルールを正しく理解しておくことで、初心者でも初日からゲーム(試合)を存分に楽しむことができます。
本記事では、現在の公式ルールである11点マッチ(PAR方式)の計算方法をはじめ、サーブの基本規定、コートのラインの扱い方をわかりやすく解説します。
1. スカッシュの基本点数ルール(カウント方法)
スカッシュでは、現在「PAR(Point-A-Rally)方式」と呼ばれる、ラリーごとに得点が入るポイントシステムが採用されています。
11点先取で1ゲームを獲得
基本ルール:1ゲーム11点先取で行われます。
サーブ権に関わらず加点:サーブを打った側だけでなく、レシーブ側(受け手)がラリーに勝った場合でも1点が入ると同時に、サーブ権が移動します。
マッチ形式:一般的には3ゲームマッチ(2ゲーム先取)や5ゲームマッチ(3ゲーム先取)で勝敗を決します。
デュース(10対10)になった場合の計算方法
スコアが10対10の同点(デュース)になった場合は、タイブレークに入ります。2点差がつくまでゲームが継続し、例えば「12対10」や「15対13」のように2点差がついた時点でそのゲームが終了となります。
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2. スカッシュのサーブ規定と手順
ゲームの始まりとなるサーブには、いくつか守るべき正確な規定があります。
サーブ権の決定とボックスの選択
最初のサーブ権:ラケットを回す(ラケットスピン)などの方法で最初のサーブ権を決めます。
サーブボックスの利用:コート床面にある左右の四角い枠(サーブボックス)からサーブを打ちます。サーブを打つ際、片足以上の足全体(または一部)がサーブボックスの枠線に触れず、完全に枠内に触れていなければなりません。
交代ルール:連続してポイントを獲得している間は、ポイントが入るたびに左右のサーブボックスを交互に移動して打ちます。サーブ権が相手に移った場合、相手は左右どちらのボックスから打つかを選ぶことができます。
サーブが有効となる3つの条件
サーブを打つ際は、以下の3つの条件をすべて満たす必要があります。
フロント壁(正面の壁)のカットラインより上に当てる:正面壁の中央付近にある横線(カットライン)と一番上のアウトラインの間に直接当てなければなりません。
ノーバウンドで正面壁に当てる:直接正面壁に当てる必要があり、側壁(サイドウォール)に先に当ててから正面壁に入れるサーブは反則(アウト)となります。
反対側のレシーバーコートに入る:打ち出されたボールは、対角線上にある相手のレシーブエリア(ハーフコートラインとショートラインで区切られた枠内)にバウンドする必要があります。
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3. コートラインの扱い方とアウトライン規定
スカッシュコートの壁や床にはいくつかのラインが引かれています。テニスなどとは異なり、スカッシュでは「ライン上にボールが当たるとアウト」になるのが大きな特徴です。
壁のライン構成と判定
アウトライン(一番上の赤線):正面壁・側壁・後壁の一番上に引かれた赤いラインです。このラインの上、またはラインより上に当たった場合はアウトになります。
カットライン(正面壁の中央線):サーブ時のみ使用するラインです。サーブしたボールは必ずこの線より上に当てる必要があります。
ティン(Tin・一番下のボードエリア):正面壁の一番下に設置された約43cm(または初心者・一般用約48cm)の金属製またはボードの領域です。ここに当たると「カチャン」と音が鳴り、テニスでいうネットにかかった状態(アウト)となります。
床のライン構成
ショートライン:コートの中央を横切るラインです。サーブされたボールはこの線を超えて奥のエリアに入らなければなりません。
ハーフコートライン:コートの後方を左右に分ける縦線です。
サーブボックス:サーブ時に足を入れる四角い枠です。
すべての壁のラインにおいて、「ラインの上(ライン上ピッタリ)はアウト」となる点に注意しましょう。
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まとめ:ルールを覚えて楽しくスカッシュをプレーしよう!
スカッシュの基本ルールを整理すると、以下のようになります。
11点先取のPAR方式(ラリーごとに必ずどちらかに点が入る)
デュースの時は2点差がつくまで継続
サーブは片足をボックスに入れ、正面壁のカットライン上を狙う
壁のライン上に当たったらアウト
最初はラインの位置やサーブの手順戸惑うこともあるかもしれませんが、何度かラリーを重ねるうちに自然と身につきます。基本的なルールを押さえて、ぜひコートで白熱したゲームを楽しんでみてください!